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35-バド動画解説

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今風ではないかもしれませんが。





2015 マレーシアOP MS
ヨルゲンセン VS リンダン

対象的なリアクションステップに注目してみましょう。

リンダンは、ほぼリアクションステップをせずに、相手のショットに歩数を合わせるような感じでプレローディングを行います。ですので、動きは滑らかで、自然に方向転換を行うようなフットワークになります。

対してヨルゲンセン。
古風なはっきりとしたリアクションステップはまさに教科書と言えるでしょう。そして、これが勝ち進む事で過去の技術じゃないという事を証明しています。明らかに宙に浮き、着地を相手に合わせてそこから一歩目を蹴りだしています。

特にジュニア選手に真似をさせるとしたら、私としてはヨルゲンセンをまずは真似して欲しいと思います。そして感覚を養い、そこからどう発展させるかは技術が身に着いてから、でも充分遅く無いはずです。
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実は勝敗まで見てはいないんですが、あまりにも印象に残ったもので動画を貼っておきます。最初の数点はシングルスらしからぬサービスフォルトの応酬ですが、すでにその中にも、プレーイングセンターでのステップはわかるはずです。確認してみましょう。



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見てますよー。




まだ見終ってませんw
男子ダブルスと女子シングルスを延々とループ中。なかなか進みませんね。

簡単な感想ですが、

MD
2ゲーム目を取りに行って取りきれなかった時点で平田橋本は相当きつかったのだろう。点が欲しいところでのミスがボディーブローのように効いてしまって、それがファイナルの失速につながったんじゃなかなろうか。
それにしても、あっさりと早川遠藤が勝つと思っていただけに、平田橋本の底力は来年の総合ですら楽しみにさせるものだった。

WS
山口茜の充実ぶりは異常。
プレーの連動性はもちろんのこと、1球1球の技術、ラケットワークからフットワークまでが非常に面白い。特に注目したのは多彩なリバースショットと、アンダーショットのラケットワーク。これだけで何度コマ送り巻き戻しを繰り返したかわからない。
三谷も精神面で相当成長したように感じた。2ゲーム目に関して言えば自分のプレーで丁寧に押し込んでいくことができていた。差、やはり下半身の頑丈さだろうか。身長が伸ばせないならスピードをさらに上げる事が出来れば、世界に肉薄することができるかもしれない。
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今んとここんなもん。
また何かあったら書くかもしれませんが、期待はせんでください。

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今更かよ!



ヨネックスオープンジャパン 女子ダブルス決勝
松友高橋 2-0 前田垣岩

松友高橋の強さは、二つのパターンにある。
1ゲーム目は松友が前衛にいる時間が長かった。その結果圧倒。やはりこのペアはこの形が相当強い。
そして2ゲーム目。前半、松友が振りかえる事が増えてくる。この行動は1ゲーム目にはほとんどなかった。事実、点数をリードされてしまう。ここで松友のとったプレーは、自分が下がる事によりサイドバイサイドになる事。2ゲーム目は、このサイドバイサイドの時間が長かった。普通は得意なパターンを崩されるのは嫌なものだが、このペアのレシーブ力は素晴らしく、ミスを重ねたのは攻めきれなかった前田垣岩ペア。サイドバイサイドでのラリー力に勝る松友高橋に対して、前田垣岩は攻め急ぐあまりリスクを負うショットが増えてしまう。通常では決まるアタックもレシーブ力の前に振り回される。ここでのカバーリング不足はペアとして短いからだろうか。下がってフォローする場面も前衛の足が止まっていた。
最後、開き直って集中力が高まり、アタックが冴えた前田垣岩だが追い上げがあと一歩遅く、松友高橋に振りきられた。

松友は、後衛でのプレーが出来ない訳ではなく、高橋も前衛が苦手な訳ではない。だが、ベストの選択をした結果の前衛松友、後衛高橋であり、個人の応用力のあるプレーによりペアとしての強さを引き上げている。サイドバイサイドでもしっかり戦えるのは大きな強みとなり、結果としてさらに松友の前衛を生かすことができてきていると思う。
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前田垣岩は、もういつまでもペアとしての熟練度不足とは言ってられない。二人のアタック力はいいものがあるが、3本以上のアタック連続でのミスは、パートナーとの関係によるものが大きい。その場所に専念できれば、例えばクロスに振られた場合のフォローであるとか、そういった信頼関係の不足が、アタックでのミスに繋がっている。前田垣岩は、末綱、藤井というコントロールプレイヤー依存アタックの考え方を減らして、また別の攻め方を求めていく必要があるだろう。

やる気になれば、このペアの実力差、あっという間にひっくり返る可能性がある、とたぬ吉は考えている。

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松友の前衛での判断スピードは相当早いんじゃないかと思うんです。



まだ片手間でしか見てません、YOJ女子ダブルス決勝。

松友高橋
1ゲーム目は典型的な「何もしない前衛の松友」。これが2ゲーム目の前半、おっかける立場になると、松友の目線が高橋の方にいく回数が増えます。ラリーが思ったようにすすめられてない時にこのようになるのかもしれませんね。
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前田垣岩
垣岩が変に弱気になる場面が多い。簡単なクロスカットをネットにひっかけるミス。打った瞬間「はいんねーわ」と思うと本当に入らない。もっと迷わずに良いショットに限定して勝負してもいいんじゃないだろうか。攻めて失敗はまだいいけど、逃げての失敗は観戦してても萎える。


ざっと見た感じの感想。もう少しおっかけて見てみます。

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第67回 全日本総合選手権大会
男子ダブルス決勝 早川遠藤 VS 平田橋本


数えたのはサーブ回り。必死に数えてたら、試合よりもつかれたですわ。

まず

サーブ本数

平田 
1game 11 2game 8
橋本
1game 11 2game 7
早川
1game 13 2game 12
遠藤
1game 10 2game 9

サーブ本数が多いという事は連続得点が多い事になる。早川のサーブからの連続得点が2ゲームとも安定して多い。サーブから安定してラリーを有利に進めていると考えられる。

だが、もうひとつ興味深いデータが。


サーブミス本数

平田 1
橋本 1
早川 3
遠藤 0

なんと、その早川のサーブミスが一番多い。しかも1試合で3本のミスは多い方ではなかろうか。逆に考えれば、それだけサーブで勝負をしていると言えるかもしれない。ギリギリのサーブを出せば当然ミスは増える。この3本のミスと引き換えに、連続得点を生みだしているのかもしれない。

そしてついでのデータ。

ロングサーブ本数
平田 2
他 0

平田のみが試みたロングサーブ。そのラリーは、1本成功1本失敗。五割の確率で点数が取れているなら、もう少し本数を増やしてみるどうなるのだろう?この本数ではわからないが、もしかしたら面白い結果がついてくるかも?

そして最後。このデータを取る為に数えたようなものなんです。

3本目タッチ数

S平田→R早川
1game 1/4 ○
2game 4/5 ××××

S平田→R遠藤
1game 2/7 ××
2game 1/2 ○

S橋本→R早川
1game 4/7 ××○×
2game 0/3

S橋本→R遠藤
1game 0/4
2game 2/4 ×○

S早川→R平田
1game 2/5 ○○
2game 7/7 ○○×○×××

S早川→R橋本
1game 8/8 ××○○×○×○
2game 1/5 ○

S遠藤→R平田
1game 2/6 ×○
2game 2/4 ○×

S遠藤→R橋本
1game 3/4 ○×○
2game 4/5 ××××

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見方は、
サーバーが3本目(サーブレシーブリターン)を触った本数/サーバーがショートサーブを打った本数
横の○は、触ったプレーで得点した場合、×は失点した場合です。ラリーが続いてもカウントしてしまってます。

これは技術もありますが、レシーバーの戦略も絡んでくるので、あくまで推測になります。

平田、橋本、遠藤がサーブの時は、もっとサーバーに触らせるようなシャトルを返球した方が、得点確率が高いことになります。逆に、3球目を後衛に触らせる事で優位に立ちやすいショットを打ちこんでいる可能性もあり、球足の長いサーブを出していくことが得点に繋がる可能性を示しています。

サーブの機会が多かった早川も、ここではデータが抜きんでていて、この4人の中で唯一、サーバーが3球目を触った状態で10勝8敗と勝ち越しています。逆に言えば、このプレーができるから連続ポイントが増え、サーブ本数も増えたと言えるかもしれません。

もし、平田橋本が「早川のサーブは早川にリターンする」という戦略を立てていなかったとしたら、早川のサーブの軌道が早川のタッチしやすいリターンがくるようなサーブを出している事になり、そうだとしたら早川のサーブは他の3人と違う可能性がでてきます。そしてそれを得点に結び付けている事になります。ここで言えるのは、平田橋本の戦略ミスか、早川のサーブ優位性か、です。

逆も考えられます。
良い形でサーバーに羽根を触らせているのは早川、遠藤、橋本。
平田は、サーバー優位な形でサーバーに羽根を触らせてしまっている事がおおいのかもしれません。


あくまで、思いつきのデータを切り取ってみただけの解析なので、力関係の物差しにはならないとは思いますが、どうしたらサーブ回りのラリーを点数に結び付けられるのか、考えるときの参考になればと思います。

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まだしっかりとは見てません。あしからず。



田児選手

ちらっと見た2ゲーム目の終盤。

あんなマジになっているのは初めて見ました。だいたいがクールを装ってるイメージだったのが、あれだけ感情を表情とプレーに出しているのには驚きです。
まだ田児選手には、あんな感じのがむしゃらをもっと出していった方がいいんじゃないかなと思うのですが、どうでしょう?

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山口選手

やっぱり、ミアアウディナの後継者なんだなぁw
何が凄いって、体勢が崩れた後の立て直しのスピードが尋常じゃない。おかしなことばっかり。ディセプションにひっかかろうが、厳しいコースをギリギリで拾おうが、次の戻りの一歩が抜群に早い。追いこんでいるはずなのに追いこまれていない。
中国選手は、どちらかといえば「追いこまれない」「不利なプレーをしない」というイメージがあるが、山口選手は「追い込まれたのに戻っている」「不利になったのになっていない」というような、異常なリカバリー能力があるんじゃないかと思う。
素晴らしいと思う反面、例えば打田選手が1ゲームなんとか取っていたとしたら、果たしてファイナルまでその脚力、バランス力が持つかというところが気になる。陣内さん曰く、「抜くところは抜いている」「無駄な動きはしていない」と言うが、あのリカバリーは相当体力を使うように思えるのだが。もちろんとても魅力的なプレーである事には間違いないので、そのプレーを突き詰めて欲しい。





のんびり見られるのは週末になりそうです。

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J-SPORTS コリアOP2012 男子決勝

引き続き、ボー、モゲンセンのデンマークペアに注目です。


スマッシュ1球目
向かって左サイドからの攻撃。前衛は右利きのモゲンセン選手なので、ボー選手は左サイドに強打し、前衛の右側にシャトルがくるようにしています。
これが強打だからこそコースが限定されるのであって、少しでもゆるくなると、逆にクロスにレシーブされやすくなってしまいます。韓国ペア相手にクロスレシーブを許さないスマッシュを打てるのも強みです。

スマッシュ2球目
今度は向かって右サイドからのスマッシュ。右利きの前衛モゲンセン選手は左サイドを大きく空けています。これは、ボー選手が右サイドに強打した時のストレートレシーブを潰すという意味もありますが、それよりも韓国ペアのレシーブを誘うという意味合いが強いように感じます。
そこでボー選手はセンターへ強打。クロスへ引っ張られない威力のスマッシュなので、逃げ場は当然左サイドのみ。空いているスペースになんとか返球しますが、モゲンセン選手は待ってましたと言わんばかりに素早い一歩目からのアタックでラリーをものにします。

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この試合では、このようなコンビネーションが随所に見られました。デンマークペアは、早い展開で勝負するというよりも、突っつき合いはあくまでロブを上げさせる為であって、ドライブ時は安全にプレーしているような印象を受けました。上がってからの攻撃力は圧巻。余程自信があるのでしょう。得意なパターンにもっていくようにラリーしてゲームを作っていっているように感じました。


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J-SPORTS   KOREA OP2012 MD決勝

デンマーク、ボー、モゲンセンペアの攻撃的後衛フォローです。
右利きと左利きの特性を利用して、逃げるロブを捕まえてラリーを決めに行きます。

フォアからのアタックをクロスへ逃げたはずが、さらにフォアからアタックを喰らってしまうのは相手にとっては非常に驚異。

9秒
クロスで逃げ続けてもフォアで打ちこまれる韓国ペア、の図。

27秒
このロブは、
・左利きのボー選手がエンド右奥に押し込まれているので、あえて攻めずに時間を取った
・韓国イヨンデ選手がネット前をハーフ付近から張っているから無理せず逃げた
のどちらかかなと。

38秒から
角度を付けたスマッシュでチャンスを狙う左利きボー選手。数発のアタック後のチャンスをずっと待ってたモゲンセン選手は逃しません。フォアで触ってチャンスを作り、後方から一気に詰めるボー選手(実はラストプッシュはアウト)。

1分1秒
今回紹介したプレーの逆パターン。お互いがラウンド側となりながら攻めるも、攻めきれず韓国ペアに取られるラリー。
ボー、モゲンセンペアに勝つには、このパターンをとにかく増やしていくしか無いのかも。

1分14秒
このペアの典型的な得点パターン。この形にいかにして持っていかないようにできるかが他のペアの課題でしょう。

1分34秒
前衛で触ったボー選手は何の躊躇も無く前から後ろに。下がりながら打つよりも後衛モゲンセン選手に打ってもらって突っ込ませてもいい場面ですが、右利きモゲンセン選手にラウンドで叩かせるよりも、下がってフォアでアタックする事を選択したボー選手。

1分42秒
最初のバックサーブ以外はすべてフォアで処理したデンマークペア。
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フォアで攻めるのはやはり強い。

それと、この動画を作ってて気が付いた事が2点

・ボー、モゲンセンペアは逆のパターンでも攻めきっている。
変な話、この動画だけを見ればフォアで決めているデンマークペアですが、逆パターンでも得点を取る場面はあります。こんな感じで動画を作ると、それだけが強調されてラウンドアタックが通用しないと取られかねません。これは作っていて後悔した部分と、印象操作の恐ろしさを実感させられました。皆さんも情報は鵜呑みにしないようにご注意ください。

・このプレーになる一個前のプレーにも注目したい。
動画を切り取る時に、まず一度動画を見て印象に残るプレーを抜き出していくわけですが、抜き出す過程で違う部分の発見もあったりするんですよね。連休中になんとかしたいと思ってます。


上位選手のプレーを見ていると、戦略やショットの意味を深く考えさせられます。

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つくづく、イ・ヨンデ選手は前衛プレイヤーだと思う。


コリアOP2012 J-SPORTS

・ドライブストップ
ドライブを止めて前に落とす事。

ここでは、さらに前衛にダッシュしているプレーを抜き出してみました。

13秒
画面右サイドの軽いドライブを柔らかくセンターへ運ぶ。下がり気味の前衛から攻めの形を立て直す。

43秒
サイドバイサイドから、浮いたスマッシュを前に落として前衛に入る。浮いたスマッシュはこのようなチャンスを作りやすい。

1分
それなりの角度のスマッシュをストレートに返球&ダッシュ。コースが良ければ前衛にもプッシュされず、このプレーが成立する。

1分6秒
相手後方からのドライブを前で触り前衛に。強打しにいかないところが、イ・ヨンデらしい。

1分13秒
パートナーのジュン・ジェサンは、いくら前に落としても詰めない。後衛でのアタックパターンに持ち込みたいからだろう。役割分担をはっきりしているようだ。

1分24秒
ドライブの次のリターンを前に落として詰める。1球目でいかないところは、確実性を考えてか。

1分28秒
後方で触らせられたが、やはりコントロールして詰める。早い展開を拒否し、確実に後衛のパートナーに打たせる手法。

1分39秒
相手の柔らかいドライブをセンターにコントロール。

1分58秒
ここでは前に詰めない。おそらく球足が長くなったか、テンポが早かった為、詰めてもパートナーがサイドに振られる可能性があったからかもしれない。

2分9秒
相手のストレートスマッシュをクロスへレシーブ&ダッシュ。この攻守交代は素晴らしい。

2分27秒~
ジュンジェサンは詰めない、そしてイ・ヨンデに羽が回った瞬間トップアンドバックの形に。

2分46秒
レシーブ後、一歩目は遅れたが、体勢を立て直しダッシュ。相手を見てなのか、もしくは返球に自信があったからかなのは不明。

2分59秒
軽いプレー、簡単に落とし簡単に詰めているように見える。本当に簡単なプレーなのだろうか。

3分16秒
ここでもスマッシュを簡単にストレートに返球し詰める。

3分29秒
ここだけ画面手前。ふわっと落としてすっと詰める。ジュンジェサンのアタックを警戒してか、相手ロブをミス。

3分39秒
やはりスマッシュをストレートに返球。これだけされても相手に詰められない。



この試合に限って言えば、この前へのレシーブをプッシュされたケースが無い。完璧に近いコントロールで前に運んでいるということになる。前衛がいる場面でもクロスやストレートに振る事により的を絞らせない。高さはわかりにくいが、おそらくギリギリなのだろう。

このプレーの最大のメリットは攻守交代である。後衛にスマッシュを打たせる為のプレーといってもいい前衛プレイヤーの見本のようなプレーだ。早いテンポからゆっくりの羽を作り、間を作るという意味もある。ゲームコントロール力ともいえる。

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世界ランク1位のペアの警戒をかいくぐってのこのプレーは、見ていて痺れるものがある。一瞬の柔らかいプレーに鳥肌が立つ。冷静なシャトルコントロールに酔いしれて欲しい。

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参考動画
コリアオープン2012 男子ダブルス決勝 J-SPORTS

この動画は、MDファイナルの、ファイナルゲームのみのイ・ヨンデ選手の前衛でのプッシュやストップと独特の読みを抜き出してみた。

9秒
ラケットの準備が早い為、柔らかく落とし相手のロブを誘う。

13秒
相手の前衛への突進とクロスドライブを予測してのありえない打点でタッチ。(27秒にスローあり)

40秒
センターでクロスリターンをフォアでストップ。さらに次の画面右サイドへ抜く羽根に対しての1点読みでプッシュをはなつ。

53秒
オーソドックスな前衛のアタックではあるが、反応が非常に早い。

1分10秒
相手の強いストレートドライブに対して前に出てのアタック。

1分15秒
相手の安易なクロスへの逃げロブを前衛で潰す。

1分21秒
相手の安易なストレートへのロブを前衛で潰す。

1分41秒
相手のロブを読んで下がりながら柔らかくドロップ。

1分46秒
相手のストレートアタックロブを1点読み。後衛からではあるが予想外の前でのタッチの為、相手反応できず。コースも決して厳しくはないが、その地点で触れる事自体が想定外なので一歩も動く事ができない。

1分59秒
相手の速いドライブをことごとく前衛で潰す(3球)。明らかに打球音よりもイ・ヨンデ選手のラケットを構える方が早い。

2分14秒
1球前衛でストップしてから逃さない。相手の打点を遅らせて、その分ラケットを早く準備する。



 イ・ヨンデ選手の特徴として、この素早い前衛でのタッチがあげられる。とにかく早い。速いではなく早い。相手が打つ前にラケットを準備しているので、まるでシャトルがラケットに吸い込まれるように見える。ラケット面で判断しているのだろうが、調子がいいとこの読みが外れない。

 たぬ吉も前衛プレイヤーと自負しているが、どんなに調子が良くても、止められるのはストレート、もしくはクロスのどちらかの事が多い。両方止めるのは本当に難しい。相手の癖さえわかれば大抵止める事はできるが、相手がクロスとストレートに散らしてきたら反応は厳しくなる。イ・ヨンデ選手はしっかりと対応し、相手の攻撃への道をふさいでいる。

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 実はこの試合、中国ペアが後半巻き返し、21-19で逆転勝ちをおさめるのだが、ファイナルの後半はイ・ヨンデ選手の前衛タッチがほとんど見られなかった。イ・ヨンデ選手が前衛で相手を潰し、後衛でジュンジェサン選手が後ろで打ちこむパターンで前半は得点を重ねてきたが、疲れか、相手がパターンを変えたか、もしくは集中力か、得意なパターンに持ち込む事ができなかった。


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 イ・ヨンデ選手のこの試合の特徴に、ドライブのストップもあるので、機会があればまとめてみようと思う。

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中国(赤)
フ・ハイファンは左利き。カイ・ユンはミスチル桜井。






1ゲームを先取されて、2ゲーム目のゲームポイントの1ラリー。

この1ラリーは、ジュンジェサン(手前韓国ペア)のサーブレシーブを上げてしまった時点で終わってしまった。中国ペアはまったく攻め手を緩めず、全てのシャトルに最速のタッチで韓国ペアに攻めるチャンスを与えなかった。


特徴のあるプレーがあったので紹介しておく。

動画 8秒
 それまでの前衛できっちりとラリーを作っていたカイ・ユン。画面左手前からプッシュ後、ストレートへのロブに対して前衛から後退してアタック。パートナーに打たせる場面では?と思ったが、フ・ハイファンは左利き。画面右奥へのアタックはラウンド側となる為、このようなローテーションを行ったと思われる。
 ここからクロススマッシュ→ストレートリターンとなるが、これは左利きフ・ハイファン選手のフォア側となりアタックがスムーズに行える。

動画 15秒
 ドライブの突き合いの末、フ・ハイファン選手が前に柔らかい羽を落とし、前衛へ走り込む。この時、まったく打つそぶりを見せない。ロブを読んだから、とも言えるが、プレッシャーを与えて前に落とさせない為にダッシュした、もしくは、このように走り込む事でカイ・ユン選手がロブに対して打ちこむ事に専念できる。前衛の意思表示とも言えるかもしれない。

動画 18秒
 1度きりのロブをフ・ハイファン選手が放つ。だがこのロブに対してジュン・ジェサン選手はアタックをすることができない。これは、上記、「最速タッチ」をラリー中に繰り返した結果であり、ここからのドライブには対応しようとしていても後方への警戒が薄れた。前に落としてくる事を前提に考えていると、タッチに若干の変化を付けたアタックロブに対して反応が遅れた結果、クリアで逃げる事になる。

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 終始アタック、ストップ、ドライブで攻め続けた中国ペアであるが、1ゲーム目を先取され2ゲーム目のゲームポイント、勝負所での集中力とペースアップは素晴らしい。


参考動画
コリアOP2012 J-SPORTS

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前衛フォローという言葉はおそらく聞いた事が無いだろう。なぜなら私個人的に好き好んで使う言葉なだけで、他では聞いた事がないからだ。。。

前衛フォローとは、後衛の選手が前衛をフォローするプレーのことと認識して頂きたい。逆に前衛の選手が後衛をフォローすることを後衛フォローと「ここでは」呼んでいる事にします。



最後の3ラリーに注目してもらいたい。

1.後衛フォローに入ったジュンジェサン選手がアタックを仕掛ける。
2.後衛にいたイ・ヨンデ選手が一気に前に詰める。画面左前に返球されたシャトルを打ちに行く。
3.中国ペアが画面右前クロスに逃げる。
4.逃げた羽に対して後衛にいたジュンジェサン選手が詰めてストレートドライブ。


この詰めるタイミングが絶妙だ。まず判断は早く無くてはならない。これは絶対であるが、読み違えたり、速すぎたりすれば別サイドに逃げられてしまう。かといって遅ければ後衛から前衛に突っ込んで攻めることはできない。判断力とその前のポジション取り、それらがうまくいって、このテンポの早いポジションチェンジに繋がる。

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前衛だから、後衛だからというプレーではなく、シャトルが来る場所に選手がいく、そういった柔軟な発想が、ダブルスのポジションの正解に近づく。



参考動画
コリアOPEN2012 J-SPORTS

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