https://youtu.be/Dr8wmhLdFao?t=1394
シングルスでのラケット交換チャレンジですが、残念ながら失敗に終わりました。
シングルスでの成功例があればコメントください。一度見てみたい。
と、ここで終わりにしてはそれだけの記事。
この試合は、
ロンドン五輪 ベスト8
MS
リンダン vs 佐々木翔
佐々木が2ゲーム目を奪うものの、ファイナルをとられ、2-1でリンダンが勝利します。
1ゲーム目はリンダンが付け入るスキを与えずにゲームをとりますが、このプレーが2ゲーム目の序盤。
つまりは、リンダン選手の余裕がうかがえます。
相手がリーチョンウェイ選手だったら、ピーターゲード選手だったら、タウフィックヒダヤット選手だったら、果たしてリンダン選手はラケット交換を試みたでしょうか。
この交換未遂が両者の心境にどう働いたのかはわかりませんが、このゲームは終始佐々木選手が優位に進めて2ゲーム目を奪いました。
そしてファイナルゲーム。実力差を見せつけるはずが、中盤までの接戦。必死に佐々木選手が食らいつくも、後半、さすがのリンダン選手が抜け出しました。
このファイナルは本当に熱い戦いでした。もう一歩、本当にもう一歩、でも、全開の佐々木選手には最後動き切るだけの力が残って無かったようにも見えました。
体力不足、ではありません。むしろ、トップ選手相手に全力で戦い続けること自体がとんでもない体力と精神力を感じさせました。最終的にはリンダン選手との実力差が出た形にはなりましたが、まさに日本の男子シングルスを引っ張り続けた佐々木選手らしい試合だと思います。
ぜひ最初から、戦いぶりを見返してみてください。