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30-バドミントン 技術

さて、バドミントンの「サーブ」について、色々と言いたい季節になりました。どんな季節かはわかりませんが、欲求不満か情緒不安定か、暖かくなるとでてくるような、そんな駄文とご理解ください。



■サーブのルール

だいぶ簡略化されました。簡単に思いつく限り羅列します。
・両足がコートに接地して動かない事
・インパクト時に、シャトルが115cmを超えない事(一部でも超えたら不可)
・レシーバーが構えている事
・インパクト時に、ラケットとシャトルのコルクが最初の接点である事

漏れていたら申し訳ないです。ざっとこんな感じ。
これらを守れば、ルールとしては正しいサーブと言えます。


■サーブのマナーとは?

ここで問題となるのが、サーブのマナーです。ひとまず、落ち着いて読んでいただきたい。
・ピンサーブ(ドライブサーブ)はマナー違反
・スピンサーブはマナー違反

このような風潮がある、ということをご理解ください。
ルール上問題ない、実際はそうなんですが、スポーツというものはこのような事が多々あります。
記憶の限り並べると、

・メジャーリーグでは、点差が開いた状態で盗塁をしてはいけない
・サッカーでは、怪我をした選手がいたらボールを外に出してプレーを止める
・卓球では、0で相手を押さえて勝ってはいけない

スポーツについてを調べ上げたわけではありませんが、それでもこれだけのルールではないルールのようなものが存在するらしいのです。バドミントンのサーブも、これと同様とするような考え方が、少なからずあるのです。

なかには「サーブは、サービス」と言う方も、いらっしゃいます。その意味を考えろと。


■実際に周知されているサーブ規制

高体連では、実際に問題になった事例があります。全国大会の終盤、要所でスピンサーブを使い出しました。左手でシャトルを弾き、打ちだすというスピンサーブは当時対応できず、点数を重ねたと聞きます。動画がyoutubeにもあるとのことなので、探してみてください。この時、当然相手選手は「違反ではないのか」と主審に確認をしました。結論は「フォルトとは言えない」。上記のルールから外れていないので、フォルトにはなりませんでした。

ただし、その後に「スピンサーブは推奨しない、積極的に指導することがないように」と全国の高校指導者に通達が下ったそうです。

小学生では、115cm以下というルールから、
・肩口からラケットを上から出してサーブを打つ
という手法が、身長から可能になりますが、そのルールが出た時点で、やはり「将来のことを考えて、通常のサーブから逸脱した打ち方を指導しないように」という通達が下っています。

これらは、ルールでは違反ではありませんが、各カテゴリの連盟が、注意をしている状況になります。

フォルトではないのに相手や周囲によく思われないサーブ、これが確かに存在しているのがバドミントンなんです。

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■たぬ吉はどう考えているのか

このような、明記されていないグレーゾーン、紳士に振舞えば問題ないという曖昧な線引きは、新規のプレイヤーの障害になる恐れがあります。ルールブックを見て「こんなサーブ打てるんじゃない?」と考えて歴の長い選手に立ち向かい、苦言を言われてつまらなくなる。そんなケースは少なからずもうすでに存在しているのではないかと思います。ダブルスのロングサーブですら良く思われない、そんな世代も間違いなくあるのです。

では、どうしたらよいのでしょう?


◇ピンサーブ(ドライブサーブ)について

まずルールを確認しましょう。
・115cm以下で打たなければならない

あなたのピンサーブは、本当にこれを守れていますか?
もし守れているなら、私は問題ないと思っています。ですが、実際にサービスジャッジがいて、器具があって、それで確認できているでしょうか?もし曖昧なのであれば、あまり使うべきではないと思っています。ルールを守る事が第一で、そのルールを守らせる審判がいない状況で、グレーなプレーは好まれないと思うからです。

もし、そのルールを守れているのであれば、レシーバーの技術でピンサーブのリターンでエースをとることは難しいプレーではありません。準備さえできていれば簡単にエースをとる事ができますし、現にトップ選手のゲームでも虚を突かれて失点することがほとんどです。対応はそれほど難しくないですし、それに対して練習することの方がよっぽど大切だと思います。ショートサーブのリターン、ロングサーブのリターン、そして、ピンサーブのリターンも同様に練習するといいのではないかと思います。


◇スピンサーブについて

1.トッププレイヤーがガチで使い出す

有名なところでは、インドネシアのスカムルジョ選手が要所で使っています。当然ですが技術も高く、相手選手がストレスを抱えながら主審と会話する場面をよく見かけます。日本では渡辺勇大選手も使います。菊池裕太選手は、キレイにスピンサーブを打ち分けている動画をあげていらっしゃいました。

どの場面でも、ルール違反ではないのでフォルトは取られません。高さはサービスジャッジが睨みを聞かせてフォルトをとる場面がかなりありますが、スピンサーブで「インパクトが羽根でした」なんてフォルトの場面は見たことがありません。

このような状況で、トップ選手はどう考えているのでしょう?
実は探していたのですが、あまりはっきりとした回答は見つかりませんでした。実際のところ、特にダブルスでトップ選手全員がスピンサーブを使っているかと言えばそうではなく、ある一部の選手が使っているということにとどまっています。世界ランキングの上位選手からしたら、今はそのサーブでは勝てなくなっていると言えるのかもしれません。つまり、技術が高いからそんなサーブにも対応できる。対応されるなら突き詰めてもしょうがないし、他の練習に時間を割く方がよっぽど有意義だと。

ですが、もし極めた選手が現れたとしたら、バドミントンのサーブは大きく変わると考えられます。


2.許容か、拒否か

ここで初めてルールが検討されるでしょう。
スピンサーブで世界チャンピオンになった選手に対して、その選手が称賛されるのか、もしくは。。。

実はこのサーブを出せないようにするのはそれほど難しくはありません。

・シャトルを保持する手で、シャトルに故意に回転をかけてはいけない
・ラケットで故意に回転をかけるように打ってはいけない

2番目はかなり抽象的な表現ですが、いわゆるスピンサーブはだめですよ、という認識は選手も指導者も持てると思います。スピンサーブで勝ち上がる選手が続出したとき、もしくは一部のトップ選手が異常な勝ち上がり方を見せたとき、BWFは真剣にルールを考え出すでしょう。今現状はそこまでではないため検討はされないと考えられます。

私としては、どちらでも構いません。ピンサーブやスピンサーブが常態化しても構わないし、ルールで規制されても全然問題ないと思っています。常態化するなら対応する技術を磨けばいい、規制されるならルールに合わせて練習すればいい。

現状、なんとなくマナー違反、ルール上問題ない、これが混在している事が、バドミントン界にとって良くない事です。

バドミントンが新しいプレイヤーを迎え入れえる年度初め。これからルールを覚えて練習していく選手が増える時期です。新たなカテゴリで、さらに向上を目指す選手もいるでしょう。そんな選手たちが、将来迷うことのないような、ルールの整備を目指して欲しいと願います。

この手の話は、専門家に学ぶのが最善だと考えます(煽りぬきで本当に本心から)。

私の話は、プレイヤーとコーチの経験則からのアプローチですので、雑談程度に読み流してくれると助かります。マジレスは、ありがたい部分もありますが多分返信できる分野ではないかも^^;



ネット付近のフットワークで足が前に出せない選手。つんのめったり、そもそも足が出せなかったり。私も色々とお勉強してみましたが、出来る選手の改善はできても、まったくできない選手の改善がまったく進まない状況です。

・腸腰筋を鍛える
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ランジ、足の上げ下げ。足を引っ張り上げるこの筋力を鍛えることが踏み込む力を生む、とはいっても筋量計れないわけで。鍛えた方がいいのはもちろんですけどね。

・骨盤を立てる

昔は、胸を張って踏み込む、なんて言ったものですが、これも最終的には骨盤を立てるための一つの助言ですよね。現在は山口茜選手のような、ギリギリで上半身を倒して羽根を捉える事が必要であって、胸を張ってなんて当然できません。大事なのは股関節の使い方。

この、「骨盤」への考え方の言葉のアプローチとして、漠然と思い浮かんでいるのが、踏み込む前足ではなく、後ろ足の使い方。後ろ足をどう使えるかで、骨盤がどんな状態になるかが大きく変わる、逆に言えば、後ろ足が使えない選手が骨盤を上手に使うことができない。

どんなに指導者が「股関節の使い方が悪い」と言ったところで、股関節を使えない選手は何を言っているんだかさっぱりわからないわけです。理解ができない。例えば、左ひざを落とす、左足を使う、左足の位置や形を明確にすることが骨盤の位置を多少正しくするのに役立つのではと考えています。

間違って解釈されないようにするのには神経を使いますが、それでも理解できないものを理解させることへのアプローチ、こんな記事書いていてなんですが、本当にどうしたらいいのでしょうね。。。

回内と内旋の話。


フォアのサイドショットでは、

回内→内側
内旋→内側

これがオーバーヘッドストロークになると、

回内→外側
内旋→内側

になるんですよね。なんとなくイメージですが。

フォアのサイドショットは、内側、内側なので、最初のスタートをどうやって外側にするか、外側にできれば、一気に内側に強振強打で打ち抜く事ができます。

これがオーバーヘッドストロークになると、
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スタートがフラットでも、回内が外側、内旋が内側になるので強打が可能になると思います。
でも、難易度が桁違い。だからオーバーヘッドストロークは難しい。外側に振りながら内側に振って、そこへインパクトを合わせる、というわけだから非常に難しい、と思うのです。

難しいから強く当てることができる、と思いながらも、この原理を知らない方がいいような気がしないでもないのです。これもまた難しい。

肩甲骨、股関節、サッカー で一番最初に出てきた動画 残念ながら、 肩甲骨、股関節、バドミントン では、動画は「可動域」等に注視されており、すぐには出てきませんでした。 最も気になっている連動性を大事にしているストレッチ動画は

コモドストレッチ
<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/sUHQUw_Ythg" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe>
野球で検索しても、肩甲骨、股関節は出てきても、両方に言及している動画はあまりありませんでした(探し切れていないだけかもしれません)。 バドミントンにはオーバーヘッドストロークという動作があります。ジャンプしながら足を入れ替えてショットを打つという動作は少ないかもしれ、、、、あ、、、。 ということでバレーボールも見てみましたが、ありませんでした。 とはいっても動画の中身をすべてチェックすることもできず、タイトルやサムネでしか判断していないのでなんとも言えません。本当は探さなければいけないのですが。 思いつくままのブログ記事なのでこんな形になっていますが、 「腰を使って」 「足を出して」 等いろいろな言葉があり、選手によって使い分けを余儀なくされている状況です。たぬ吉個人のイメージでは 「1(腰),2(肩),3(インパクト)」 がベストだと考えていますが、私自身、1をどれだけ意識できているかというと、ほぼ無意識。しかもこの腰、肩の使い方は、あくまで個人的には「止める」事が重要だと考えていますが、逆に振る事ができれば、逆に振る筋力、もしくはイメージだけでも掴めれば、ヘッドのスピードは上がることになります。ただし、それが現実的、もしくは実用性があるかどうかはまた別の話。投げっぱなし、蹴りっぱなしのチームスポーツと違って(語弊がありそうな書き方ですが、あくまでバドミントンと比べて)、そのあとの動き出しを最も重要視しなければいけないバドミントンでは、そこまで力を加えることはそこまで重要ではないと考えています。 にほんブログ村 その他スポーツブログ バドミントンへ
ですが、動き方一つを覚えること、それに対してのトレーニングをすることで、連動性を上げられれば最小限の動きでショットパワーを生むことができるはず。 つまり、ショットを強くするスイングを覚えるのではなく、最も強い羽根を打つための行動を体に覚えさせることで、強打の時にそれを少しだけでも使うことができるのではないか。 背骨を軸とした股関節と肩甲骨の連動。それに付随する両足、両腕をどう動かせばいいのか。そしてそれを覚えさせるための簡単で効率的なトレーニングは何か。。。

 昔の野球の指導方法では、バッティングは脇を締めろと言われたそうですが、結局はケースバイケースで、むしろ元ヤクルトの古田選手は、脇を空けて押し込むように振るそうです。いろいろですね。

 バドミントンはどうかと考えると、このような押し込む事はあまりありません。押し込むのではなく、ラケットヘッドをうまく動かすことでコントロールショットも、パワーショットも可能になると考えます。

ドアを押すのではなく、のれんをくぐる。

ラケットは軽い。そして、シャトルも軽い。バドミントンの特性を生かしたラケットワークが身に着けられれば、それが上達に繋がるはずなんですけどね。できない選手には本当に難しい。にほんブログ村 その他スポーツブログ バドミントンへ

落合選手の打撃理論、線で待って点で捉える。
言葉では聞いていました。どんな練習をしているかも言葉では聞いていたのですが、探したら普通に動画がありましたね。





 実は「本当にこんな練習やっているの?」と半信半疑だったのですが、本当に当たり前のようにやっている事に驚きです。知らない人もいるかもしれませんが、プロ野球で使われているボール、石のように固いんです。素人からしたら信じられないように固い。そんなボールなのに、投球の正面に立ってバットで打ち返すなんて、本当に恐ろしいことをやっています。

 ということで、線で捉えて点で捉えるという意味、この練習を見ると想像しやすいかと思います。この練習をこのままバドミントンでやっても私としては意味のある練習になると思っています。

 バドミントンで大事なのは、インパクト。このインパクトの時に面がどういう向きかで羽根の方向が決まり、ヘッドスピードで羽根の勢いが決まります。向かってくるシャトルだと、このインパクトがある程度雑でも羽根は打ち返せますが、この動画の練習だと、面がずれたら羽根は飛ばすことができません。インパクトの面の意識を作るのにはもってこいの練習であって、この練習と違うのはバドミントンだと比較的安全にできること。失速してくれるので、顔にこなければ当たっても痛くありませんから。

 フォアとバックでインパクトのさせ方は変わってくるのと、相手からのスマッシュでこれができれば、それこそ思い通りのコースに落とすことができます。インパクトの意識付けには本当に重要な練習になってきます。
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 実はこういった練習は「実戦では横に飛ばすショットは打たない」という理由で敬遠されることも多いです。賛否両論。でも、5分でもやってみれば、この練習の難しさが分かるんじゃないかと思います。使えるかどうかは、もしかしたらその選手の応用力に関わってくるのかもしれませんね。

 元プロ野球選手のYOUTUBEが非常に充実してきていまして、本当にネタに困らなくなりました。随所にバドミントンに生かせることがあり、何度も見返しながら確認しています。

 バッターの立場から、

ピッチャーが投げてくるボールをどのように待つか

 という話題に、いろいろな特徴があるとのこと。

・ストレートを待つ
最も速く厳しいボールに合わせて準備しておく方法。バドミントンなら、ロブやクリアを打った後に最速のストレートスマッシュを想定する、ということになると思います。変化球(ドロップやカット)がきたら、それに合わせてフットワークする、という感じ。私も基本的にはこの準備の仕方です。

・スライダーを待つ
中間に合わせる、という方法もあるようです。スライダーは、変化球の中では速いボール。速いストレートにも、遅い変化球にも合わせやすくなるという方法。カットスマッシュの多い相手の場合はこういった待ち方もありかもしれませんが、最低でも最速のスマッシュを打ち返せることをねんとうに置かなければいけません(念頭においてしまってはこの待ち方にはならないのですが)。

・ヤマを張る
相手の球種を絞って順位をする方法.。ですが、バドミントンはやミスをしてしまったら1点入ってしまいます。ですので、ラリーがかなり不利な状況の場合、ヤマをはってみるのもいいかもしれませんが、常にヤマを張り続けるのは良い方へ向かないとと思います。
ただし、予測になると話が変わってきます。相手の打つコースに特徴があったり、フォームに癖があった場合は、積極的に予測して準備をしていいと思います。外れたときに対処できる準備も忘れずに。
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 基本的には、遅い変化球を待っていては速いストレートには間に合わなくなるようです。バドミントンも同じと考えていいでしょう。速いショットの準備をしていれば遅いショットにも対応できると私は思います。いろいろな準備を試して、ラリーの状況に合わせた選択ができるといいですね。

ここ最近、noteも始めてブログはなかなか更新できていませんが、バドミントンの技術的な話題は、引き続きブログに載せていこうと思います。


東京五輪女子ダブルス準々決勝
永原、松本 1―2 金昭映、孔熙容(韓国)

この試合、なんとか仕事が終わり、ファイナルだけ見ることができた。あまりに印象に残りすぎており、気づいたことをまとめておきたい。

松本選手への集中攻撃

 松本選手は元々レシーブ体勢の時に腰が高い。永原選手と比べると本当にわかりやすく、これでレシーブできるのだろうか、と気になってしまう程だったが、元々高身長であり、そこから柔らかいラケットワークで器用にレシーブする姿が印象的だった。だが今回、韓国ペアにそこをつかれた。このペアの攻撃力は相当なものだったが、それでも今まではさばき切っていたはず。慢心とは言わないが、松本選手に打ち込み、さばき切れず打ち込まれる場面が度々あった。器用なラケットワークのはずが、完全な弱点として露呈してしまった。

ピンサーブ、ドライブサーブへの対応

 いわゆるピンサーブにフォルトが出ない。あのサービスでフォルトにならないと非常に厄介で、単純に点数を取られるわけではない。選択肢がショートサーブ、ロングサーブのほかに、もう一つピンサーブが生まれる。この3つをケアすることで、最も攻めなければいけないショートサーブへの対応が遅れる。対策ができていればピンサーブはそこまで恐れるものではないが、あの試合を見る限りそこまで対策をしてはいないのではないだろうか。ちなみにこれも、やはり腰高高身長の松本選手に集中していた。

ファイナル延長でロングサーブの選択

 今度は永原選手。ファイナル後半からロングサーブが多くなり、延長になってからは1本もショートサーブを打てなかったのではないだろうか。推測でしかないが、ミスすることへの恐怖があったのかもしれない。本来、永原選手のショートサーブで攻める形が作れれば、松本選手の攻撃力が生かせるわけだが、ロングサーブの選択は松本選手への攻撃を早めてしまう事になっていた。私も緊張でショートサービスが打てなくなる事はよくあるが、私なんかとは比べてもしょうがない。やはり相当のプレッシャーだったのだろうか。もし作戦だったとしたら、選択ミスだったのではないかと思う。

気合の差

 顔面蒼白、とは言わないが、気持ちの入れ方が全然違うようにみえた。コロナ禍でありながらも気にせずの気持ちを声に載せて張り上げる韓国ペアに対し、永原松本選手は借りてきた猫のように大人しく見えた。あの場所に立っている重圧は私からは測れるものではないが、強い気持ちを持つために気持ちを表に出すことの重要性を感じられた。最終的には、相手のミスを待つ永原松本ペアに対して、強い気持ちで攻め勝とうとする韓国ペア、勢いは明白だった。気持ちが入りすぎることでミスが増えることもあるが、大舞台では気持ちと技術の綱渡りのようなコントロールをできる選手が、上位に上がっていけると感じた。

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 五輪の重圧なのか、そもそも実力の差なのかはわからないが、この試合、少し見方を変えるだけで勝敗はガラッと変わったのではないかと思う。でもその少しすらできないプレッシャー、それがオリンピックなのかもしれない。


 フォア奥、フォアサイドについて

 フォア側は、ラケットと腕を伸ばせば打てます。この場所に対して、いわゆる足を入れ替えて打つということは、コート中央から遠くなるんですよね。つまり、しっかりシャトル後方へ入る事で、次のリターンへの対応が遅れます。ということは、フォア側は、できるだけ足を入れ替えず、その状態で強いショットを打つ練習をした方がより実戦的といえることになります。

 では、フォアサイドを足を入れ替えるショットは使わないのか?

 ここに一つの疑問がありました。どこまでを入れ替えて打ってもいいのか、どこから足を入れ替えずそのまま打った方がいいのか。当然ながら明確な基準はありません。強いショットで相手を制限できるのであれば、足を入れ替えて勝負してもいいし、ラリーを意識するなら入れ替えない方がいいと考えます。そこで前述に戻ります。

 フォア側を、足を入れ替えて打つ練習は不要なのか?

 実戦的ではない、確かにそう書いてしまいましたが、確かに実戦的ではないのは間違いありません。でも、フォアサイドを足を入れ替えて打つという技術は、色々な所へ流用できるのではないか?

 まず、フットワーク。これをやってみるとかなり特殊で、不自然なステップになります。ということは、ステップ練習に効果的、といえなくもありません。さらに、目の使い方も変わります。フォア側で横を見ながら打つのと、シャトル後方へ入って打つのでは若干打点も変わりますし、体の位置も変わります。羽根の見方が変わっても打ち込めるということは、やはりゲームでの様々なケースへの対応の一つといえるかもしれません。
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 実戦でそのような形では入らない、とはいっても、そもそもバドミントンでは同様のショットがほぼ無いと考えられます。ですので様々な形、不自然な練習こそゲームでも生きてくる可能性があると考えてもいいでしょう。どんな練習がどんな状況で生きてくるかわからない、そんなスポーツです。試合では使わないから、と考えず、色々なパターンで練習してみましょう。



はい、GW中のたぬ吉です。このままずっとGWだったらいいのに。

ずっとゴールデン。黄金。。。



ということで、終わりかけているところですが、動画を作ろうと思い立ちました。思い付き。

いつものPPでちまちま進めてみようと思いましたが、果たして実際の動画と比べてわかりやすいものができるかどうか、微妙なんですよね。

ダブルスのポジションは一つ一つ確認してという繰り返し。上から見るという特殊な状況を作れると思いますが、果たして足の運びはどうなることやら。

とりあえず、頑張って今から進めてみようと思いますが、期待しないでお待ちください。当然お蔵入りの可能性も秘めていますので。
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まずはやってみようの精神で進めてみます。

武井壮さんのLIVE切り抜きより。

バスケ選手の「トレーニングはどのようなものがいいですか」的な微妙な質問に対して。

トレーニングメニューを組む事で、そのトレーニングをするトレーニングになっている。時間の無駄。と切り捨てている。この話は、本筋を読もうとすればするほど難しいところに突っ込んでいる気がする。


トレーニングでスクワットというメニューがあったとすれば、それは結局スクワットをするための練習に過ぎない。足のここを鍛えたいからスクワットをするわけであって、スクワットが大事なわけではない。


まとめようにも、なんだか矛盾する文章になってきた。



ここでは、体幹トレーニングについても述べていた。

体幹トレーニングは、中間層のトレーナーが考えたもの。それをトップアスリートが取り入れたら、競技力が向上した。これは当たり前の事。足りないトレーニングをやったからそれによって筋力が刺激、強化されたから。体幹じゃなくて、筋肉に刺激や筋力をつけたから競技力が向上した。



だんだん混乱してくる話だが、バドミントンならサイドステップが重要でトレーニングに取り入れていたとして、それはサイドステップの練習をしているだけになってしまう。どのタイミングでサイドステップを使うのか、そのサイドステップはどういうものでなくてはいけないのか、単純にサイドステップということではなく、そのサイドステップで何をしたいのかまでを考えなければ効率が悪い、と言い換えられるだろうか。



これを突き詰めてしまうと、「全力でゲームするのが最善」となってしまうが、武井さん自身は「毎日ウェイトをやっていた」と話す。全力でゲームする以上に効果的な負荷をかけるのがトレーニングの最大の目的。
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さて、何かをつかんだはずで書き始めたこのブログ記事だが、まとめようとしたらさっぱりまとまらないままになってしまった。私の中では結構つかめたのだが、果たして今後これをうまくアウトプットでいるかどうか。記事にできないのではなかなか難しいかもしれない。


以前たごけんサーブの実装が完了と報告しましたが、大きな弊害が発生。


あのサーブは、基本的にショートとぎりぎりまで思わせてロングが出せる、というのが最大のメリットです。つまり、サーブで1点が取れる。これは本当にでかい。


で、練習してある程度のところまで使えるようになったのですが、大きな問題点がありました。


ショートと思わせてロングが出せる。
ちょっとだけ球持ちを遅くするのがコツ。

この状況でショートを打つとしたら。。。。。

そう、相手はちょっとフライング気味に突っ込んでくることになるんです。
簡単に言えば、ここでロングを出せば1点取れますが、この時にショートを出すと、相手にタイミングがドンピシャで合います。。。。。


厳密に言えばフットフォルトになっているかもしれませんが、これをとってくれる審判がいる試合にたぬ吉が出るのは、恥ずかしながら無理なわけで。


本当の意味では使いこなせていないのでしょうけど、やはりたぬ吉はショートがあってのロング、だとダブルスでは考えています。やはりショート主体に。


結論としては、もちろんたぬ吉レベルではありますが、


全球たごけんサーブで打つとしたら、ロング主体でやっていくしかない。


となりまして。


とはいっても使えないわけではなく、たぬ吉レベルだとしても、

ショート:球離れの早いサーブを打つ
ロング:球持ち長めのたごけんサーブを打つ

という使い分けで、今のところのベストなサーブとなりました。
ショートでのコントロールが非常に難しいんですよね、あのサーブ。


サーブについてはまだまだ改善点がありそうです。がんばります。

https://youtu.be/Dr8wmhLdFao?t=1394



シングルスでのラケット交換チャレンジですが、残念ながら失敗に終わりました。

シングルスでの成功例があればコメントください。一度見てみたい。



と、ここで終わりにしてはそれだけの記事。
この試合は、

ロンドン五輪 ベスト8
MS
リンダン vs 佐々木翔

佐々木が2ゲーム目を奪うものの、ファイナルをとられ、2-1でリンダンが勝利します。
1ゲーム目はリンダンが付け入るスキを与えずにゲームをとりますが、このプレーが2ゲーム目の序盤。
つまりは、リンダン選手の余裕がうかがえます。

相手がリーチョンウェイ選手だったら、ピーターゲード選手だったら、タウフィックヒダヤット選手だったら、果たしてリンダン選手はラケット交換を試みたでしょうか。

この交換未遂が両者の心境にどう働いたのかはわかりませんが、このゲームは終始佐々木選手が優位に進めて2ゲーム目を奪いました。

そしてファイナルゲーム。実力差を見せつけるはずが、中盤までの接戦。必死に佐々木選手が食らいつくも、後半、さすがのリンダン選手が抜け出しました。

このファイナルは本当に熱い戦いでした。もう一歩、本当にもう一歩、でも、全開の佐々木選手には最後動き切るだけの力が残って無かったようにも見えました。

体力不足、ではありません。むしろ、トップ選手相手に全力で戦い続けること自体がとんでもない体力と精神力を感じさせました。最終的にはリンダン選手との実力差が出た形にはなりましたが、まさに日本の男子シングルスを引っ張り続けた佐々木選手らしい試合だと思います。

ぜひ最初から、戦いぶりを見返してみてください。






実装しました。 課題はショートサーブをどれだけ安定させるか、でしたが、最初から引く形に変える事でほぼ安定させる事ができました。
小中学生にはがっつり有効でしたが、果たして高校生や社会人相手にはどうか、そして、審判の目からはどう見えるのか、大会が無いだけに検証できません。 にほんブログ村 その他スポーツブログ バドミントンへ
サーブで優位に立つ、某所ではかなりの苦言がありました。たぬ吉としては、この線引きって非常に難しいと思っています。何がよくて何がだめなのか、たぬ吉はまずルールに照らし合わせるしかないと思います。野球のピッチャーに正々堂々ストレートだけで勝負しろと言っても、それを打ち返そうとしている以上かわさなければならないわけで。プッシュしないならショートサーブだけでいいですよ、と言いたい。 かといってひどいのはどうかと思いますが、それでも個人的な考えが主なら、どうにもなりません。

アルフレッドヒッチコックではない。

落合博満氏のバッティング理論をたぬ吉なりに解釈。
いろいろありますが、YOUTUBE等でも結構あるので見てみましょう。
とは言っても、説明しているものは無く、ほとんどが対談的なものとなってます。よかったらいろいろと探してみてください。


ということで、の前に、まずバッティングとバドミントンの違い。
・ボールが重い
・バットも重い
・打つ、飛ばすことが大事で、次の事はあまり関係ない
これらを踏まえて、強く羽根を打つ方法に近づきたいと思います。



・インパクトまで遠回りする・・・強く叩く為。余裕があればできるかも。

・そのために、ヒッチ、コック等を使う・・・ラギングバックに近いか?

・左肩を振り始めるまで固定する・・・球を見る為。ショットを安定させるために使えるかもしれない。

・手から振る。体は後から自然についてくる・・・下半身の反動を使って手が最後、というのが主流の考え方だが、それを使いながら手を先に出すことはひょっとしたらできるのかも?意識して検証したい。


ちなみにヒッチ、コックとは、バットを寝かせたり前後に動かしたりすること。一時期野球の指導では止めた方がいいという事だったらしいが、落合氏曰く、強く打つためには必要な動作、と。


この人の話を聞いていると、もちろん実績がとんでもない選手だったからともいえるが、自分の感覚が最も正しく、その為には周りを疑う必要がある、と聞こえてくる。自分の技術が正しいと信じ切れる事、そしてその結果を出しているから言える事ではあるが、それだけ野球に真摯に向き合っていたのだろう。

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一つ一つ、今の理論についても、ひょっとしたら再検証が必要なのかもしれない。教科書に載っている事がもしかしたら、大きな間違いの可能性も十分あるのではないだろうか。と思いながら技術を探求していく必要がありそうだ。

斎藤コーチbadchu.net

インスタライブに突ってはコメントで荒らしてしまって、本当に申し訳ないと思いながら、ついついまた参加してしまっている斎藤コーチのインスタライブ。

TAGOKEN動画同様、再認識させられるという安心感というか、バドミントンの話を聞けている、ちょっとだけ参加できていると思うととても幸せになれます。


羽根を打ち返すという事。

つまり、インパクトしなければ羽根は返球できないし、そのインパクトの瞬間に、コースは決まってきます。
だとすれば、打つ側としては、羽根をどの時点で認識して、どの時点でコースを決めて打ちに行けているかが考え方のポイント。

とりあえず羽根をおっかけてみたはいいけれど、ラケット振り回してネットに突き刺さった、サイドアウトした、これではまだ「羽根を打っているだけ」から脱却できていません。

相手が打った瞬間に、自分の返球コースをイメージする、そのためのインパクト。そのインパクトをするためにフットワークがあって、スイングがある。

つまりは、インパクトの為に行動するタイミングをどれだけ早くできるか?

これが、遅ければ遅いほど、打っているだけのバドミントンになってしまいます。


インパクトのイメージがあってフットワークをどうするか、そしてスイングをどうするか、返球コースの選択肢を広げるにはどうするか、これらを、練習で鍛えていかなければならないのです。練習はそのためにある、と強く意識付けが必要です。



これがさらにレベルが上がると、

・追いかけながら相手を確認し、返球予定コースを変える
・返球コースが違っても同じフォームでインパクトまでもっていくことができる
・追い込まれているように見えても、返球コースの選択肢を複数持つことができる

さらに、まだ、たぬ吉のような下々の者には伝わってこないような、考え方、技術等をトップ選手は持っているだろうというお話もありました。多分これが聞けるのは、ナンナンさんとヤクルトの古田選手の話題でお話したように、引退してしばらく経ってからなんでしょうね。

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表だけの情報で満足していては、これからのバドミントンライフ、生き抜けないかもしれません。もっと深いところまで突っ込んでいかないと。

TAGOKEN動画で改めて再検討してみる。


特にTAGOKENで意識しているのは、サイドスマッシュへのレシーブである。
このレシーブ方法が、ラケット優先で面を作り、体を後から寄せていくというもの。
体を寄せる事で面を安定させる、シャトルの返球を安定させてコントロール重視のリターンをする。

当然、後から体を寄せるわけだから、打つときは足が着地していない事の方が多い。

このプレーのデメリットとしては、戻りが遅くなるという点が挙げられる。足が着地するまでは方向転換ができない。だから、打った後に足がついて、次の方向転換まで少し時間がかかるわけだ。これについては、コントロールする事、相手のポジションを確認することで軽減できるだろう。

もう一つは、フェイントがかけられないという点。「足が先」派はこれを最優先させる為に足を先にするといっても過言ではない。足を先に着くことで、上半身に自由な時間が生まれる。この時間を使ってフェイントをかけていく。つまり、どんなギリギリでも可能なら足を先に入れて相手にプレッシャーをかけたい、という考え方からいくと、面を作ってから体を寄せるという思考は最終手段にしかならない(全否定ではない)。

何が言いたいかというと、最優先は「足(フェイント、オブストラクション)」か「面(ショットコントロール)」か、である。


足派のデメリットとしては、足を最優先にするあまり、ショットコントロールがおろそかになったり、不意に打たれた時にラケット優先に移行できず、足を出しても手が届かないという事がある事。



結局のところは一長一短、そして、使い分けが重要、と言える。


だがもう一つ、ラケット優先には初心者向けというメリットがある。

一時期、ラケットワークはジュニア選手から取り組ませる、という風潮が非常に強かった。精神論も否定された時期、とにかくラケットワークに多くの時間を費やした。
その練習で問題なのは、足をとにかく先に着かせる、というパターンが非常に増えるという事。
実はこれに最大のデメリットがある。
初心者でもセンスが微妙な選手でも足を先に着かせる。そうすると、選手自身、インパクトポイントがわかっていないのに足を先に着いてしまう。足を先に着くことで、インパクトポイントとのずれを上半身だけで修正しようとする、その結果、下半身をほとんど使わず、上半身だけで羽根を打とうとして、コントロールもパワーもフォームをおかしなことになる、というものである。

足とラケットを同時にするメリットとして、体重移動が容易であることがあげられる。足をインパクトポイントにもっていきながら、着地と同時にラケットを振ることで、力が伝わりやすくなり大振りも若干修正される。初心者には同時がわかりやすいのだ。
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未来を見せる事もいいだろう。でも今を理解して、現実から取り組むことも必要であると思う。結局は、指導者がどれだけ選手を見られるか、というのが大事にはなってくるわけだが、今はどうあるべきか、この後どうしていくか、そこが指導者として声をかける一つのポイントであると思う。

最も基本的な技術の指導方法が変わるというのに敏感にならなければならないが、認識が遅れてしまった感があります。指導者としてこれはまずい。

なんとなく変わってしまったというところがまずいところで、変わった、と気が付いてはいたもののさほどの変化じゃないだろうとたかを括ってしまっていた期間、これが長すぎたんですね。選手にはもっと早い段階ではっきり伝えてもいい案件でしたが、決定打というものが無いとこうずるずるしてしまうんでしょうね。もっと敏感にならないと。

私の知る限りでの移り変わりですが、


打ちやすい高さで打つ→できるだけ高い位置で打つ→スピンをかけて打つ(ラケットを動かす)→ラケットをできるだけ動かさず体で打つ


ざっとこんな感じでしょうか。

これ、認識の違いもありますが、おそらく30年前から徐々に移り変わっていったと思います。今は、

そんな意識で練習してみましょう、と言ってしまってもいいのですが、、、、、


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この4点、全部ヘアピンで大事な事なんですよね。

打ちやすいところで打たなきゃミスがでる。
高い位置で打たなきゃプッシュ打たれる。
ラケット動かさなきゃ羽根は回らない。
でもミス増えるなら、ラケットじゃなくて体を寄せる事でラケットを動かそう。


つまり、教え方が変わってきただけであって、ヘアピンの本質なんて30年も前から変わってない、そうとも言えそう。
重要視するポイントが変わってきて、そのおかげでヘアピン、ネットプレーの質が大きく変わり、新しい技術っぽくなっている、そんな感じなのでしょう。


技術の移り変わり、とにかくこれには敏感に反応できるように、努めなきゃならんなぁ。

今できる事は何か。

1日練習2時間やっていたとしたら、今は体育館が使えないから練習出来ない、ではない。



2時間使える事になる訳だ。



2時間で何ができるか。
家の外が安全なら、

なわとび
素振り
フットワーク
ダッシュ
ステップ練習

ができる。
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家の中では、今はYOUTUBEでトレーニング動画があふれかえっている。


おそらく、外1時間、中1時間もしたら体が悲鳴をあげるだろう。



やろうと思えばなんだってできる。今、進む事ができるかどうか、が大事な訳だ。

ああ、またやっちまったよ。


スピンサーブはスタンダードになりえない、という話の前に、まずはスピンサーブとは?

ラケット面をスイング方向に対して斜めにし、コルク部分を揺らしながら(回転させながら)シャトルを飛ばす事によって、羽を回転させてシャトルの軌道を変化させる、もしくはサーブレシーブをコルク部分にヒットさせないようにするサーブ、である。


あってる?


回転、カット等いろいろな手法があります。シャトルを持っている手でシャトルに回転を与えて打つという手法は、大分昔フォルトと聞いたような気がしたのですが、記憶違いかも。今はいいという話も。

ラケット面をずらす方法も色々とありますが、たぬ吉が今たどり着いたのは、ラケット面の4時から7時の方向へ向かって羽を滑らせるイメージを持ちながら、ラケットを右上へ掬い上げるというもの。

イメージ湧きます?詳しく聞きたい人はコメント下さい。伝わるかわかりませんが、別記事アップします。


で、タイトル。スタンダードにはならないとしか思えません。

それはリスク。トップ選手ですら打ち損じがあります。サーブ権があった昔ならまだしも、サーブのミスは失点です。簡単に相手に1点上げてしまう事になります。サーブは「入って良かった」ではダメ。しっかり入るのが当たり前でそれからの勝負にならなければいけません。並の技術では、入るか入らないかの勝負しかできず、それで勝利に近づくかといえばそうはならないでしょう。


ではリスクを下げればいい。もちろんそうです。このスキルを上げれば、試合で優位に進める事は可能でしょう。

ではいつ、どれだけ練習するのか。やり方を教わる事は出来ますが、それを自分のものにするには練習が必要です。

いつ練習しますか?

適切なのは、休憩の合間、ダウン中等になります。他にもやらなければならない事が山ほどありますから。

でも、その時って通常のサーブ練習や、ヘアピン練習の方が有意義だと思いませんか?

スピンサーブは、別に必殺技じゃないんです。普通に返球は可能ですから(もちろん通常サーブよりはミスのリスクは上がりますが)。リスクが高く、決定率も高くないスピンサーブにどれだけ時間を割く事ができるか?たぬ吉は効率的に良くないと考えます。

ただ一つ言えるのは、スピンがかかる、かからないは別にして、9割その打ち方でサーブを入れる事が出来れば、ゲーム練習でのスキルアップは可能かもしれません。たぬ吉もその方向で進めていますから(笑)。

ただスタンダードには、きっとならないだろうなぁ。

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