バドミントンぷれいやーず

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バドミントン用品の「ROOM」 


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相互リンク
Flashscore https://www.flashscore.co.jp/ badminton



30-バドミントン 技術

世界卓球に感化されて調べてみました。




強くなる卓球の練習法

真っ先に出てきたので見てみたのですが、まさに私が考えている通りのポイントが出ていました。

三歩動
まず動き出す方向の足を動かす。
バドミントンであれば基本は右足(右利きの場合)を出して打ちますが、前衛のプッシュ、後衛の左足での飛びつきを考えればこの動作はこのまま使える動きとなる。一歩目をシャトル方向へ出すことにより、より早くシャトルへ追いつくことができる。

スタンス
べた足禁止。基本ですね。

無駄な上下運動はしない
これも同じ。上下運動をすることでスピードが遅れます。ショットも卓球ほどとは言いませんが、上下運動により乱れます。すり足はスムーズな体重移動を意味します。重心をいかにしてシャトルの方向に移動できるかがポイントですね。
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バドミントンよりもさらにテンポの早い卓球。そのスピードはバドミントンにも生かせるはずです。



今風ではないかもしれませんが。





2015 マレーシアOP MS
ヨルゲンセン VS リンダン

対象的なリアクションステップに注目してみましょう。

リンダンは、ほぼリアクションステップをせずに、相手のショットに歩数を合わせるような感じでプレローディングを行います。ですので、動きは滑らかで、自然に方向転換を行うようなフットワークになります。

対してヨルゲンセン。
古風なはっきりとしたリアクションステップはまさに教科書と言えるでしょう。そして、これが勝ち進む事で過去の技術じゃないという事を証明しています。明らかに宙に浮き、着地を相手に合わせてそこから一歩目を蹴りだしています。

特にジュニア選手に真似をさせるとしたら、私としてはヨルゲンセンをまずは真似して欲しいと思います。そして感覚を養い、そこからどう発展させるかは技術が身に着いてから、でも充分遅く無いはずです。
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実は勝敗まで見てはいないんですが、あまりにも印象に残ったもので動画を貼っておきます。最初の数点はシングルスらしからぬサービスフォルトの応酬ですが、すでにその中にも、プレーイングセンターでのステップはわかるはずです。確認してみましょう。



いろいろな事を想定してみます。




Q.全力のスマッシュを1ラリーで3回打ちこむための練習をしたい
A.21点取る為にざっと21×3。さらにファイナルまで行くとしたらさらに3倍の189本。
1試合で考えるなら200本を目安にフットワークを交えて打たなければならない。さらに大会を想定するなら3試合以上は考えなければならないから、インターバルもいれながら600本を1日に打つ事を考えたい。

Q.試合で動き切る体力をつけたい
A.1ラリー8秒〜20秒。約15秒と考えて、21点取る為には21×15。上記同様3倍の3倍。自分が得点するケースだけを考えても50分。ショートショートであおるとしたら、15秒フットワーク→15秒インターバルで100分の練習。


時間にしても本数にしても、実際の大会をイメージして必要な練習量を決めなければならない。
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ついでに

Q.試合前日緊張して眠れない
A.一度寝ないで練習してみる。どの程度動けるか把握できれば、「寝ないと試合にならない」というプレッシャーが少しだけ減る。

Q.アップ時間が短くて試合で動けない
A.アップ方法の練習が必要。コールされてから3分で試合に入る練習をしたり、逆に時間を決めてそれまでにアップをする練習をする。


他にも大会で試合をして、勝ちあがって決勝で勝つ事までを考えれば、もっといろいろな事を練習でしておかなければならない事に気が付くはず。地域によっても大会によってもそれぞれ違うでしょう。想定して練習してみるのも面白いと思います。

見てますよー。




まだ見終ってませんw
男子ダブルスと女子シングルスを延々とループ中。なかなか進みませんね。

簡単な感想ですが、

MD
2ゲーム目を取りに行って取りきれなかった時点で平田橋本は相当きつかったのだろう。点が欲しいところでのミスがボディーブローのように効いてしまって、それがファイナルの失速につながったんじゃなかなろうか。
それにしても、あっさりと早川遠藤が勝つと思っていただけに、平田橋本の底力は来年の総合ですら楽しみにさせるものだった。

WS
山口茜の充実ぶりは異常。
プレーの連動性はもちろんのこと、1球1球の技術、ラケットワークからフットワークまでが非常に面白い。特に注目したのは多彩なリバースショットと、アンダーショットのラケットワーク。これだけで何度コマ送り巻き戻しを繰り返したかわからない。
三谷も精神面で相当成長したように感じた。2ゲーム目に関して言えば自分のプレーで丁寧に押し込んでいくことができていた。差、やはり下半身の頑丈さだろうか。身長が伸ばせないならスピードをさらに上げる事が出来れば、世界に肉薄することができるかもしれない。
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今んとここんなもん。
また何かあったら書くかもしれませんが、期待はせんでください。

なかなか治らないんですよねー。




Q1
甘いネット前からのプッシュが浮いてしまってエンドアウトしてしまいます。

Q2
スマッシュが浮いてしまいます。コートの真中付近でも浮いてしまい、カウンターを受ける事が多く困っています。


A1A2
原因は、大体の場合同じだったりします。それは、ショット角度の感覚不足、それとネットへの恐怖心、さらに、角度を付ける事の技術不足です。

まず、スマッシュやプッシュをあえてネットの中央にぶつけてみてください。ぶつかるでしょうか?
自分の打ったシャトルが角度をつけて飛行し、相手のコートに突き刺さるイメージができておらず、イメージが無い為そうすることもできないと考えられます。

まずは、自分の打ったショットが角度をつけて飛行するところからスタートします。ネットへスマッシュを突き刺す練習や、ショットをネットの下にくぐらせる練習をすることで、スマッシュに角度を付ける技術、そして、ショットの角度の感覚が身に付きます。

特に角度の感覚は、ネットの上から徐々に下に下げて調整しても分かりにくい事が多いでしょう。ネットの真中にぶつけるところから始め、徐々に上向きに飛行させてネットの上側を通すように調整した方がうまくいく場合が多いと思います。

角度を付けるためには、打点を前にしてあげなければいけません。そうするとネットにスマッシュが刺さるだけでなく、うまくシャトルを捕えられなくなる事があります。それが、ネットへの恐怖心に繋がります。この恐怖心があると、いつまでも角度を付けられなくなります。この恐怖心は選手個人の気持ちなので解決方法が異なりますが、例えば

・練習でネットにぶつける、ネットの下を通すスマッシュやプッシュを繰り返す
・ネットへのミスを叱らない

といった方法で恐怖心が解消できれば、ショット時のフォームが改善されるかもしれません。どうしても空振りやネットが怖い選手は、ラケットを押すように使ってしまいがちです。スイングはラケットを回転させ、その中でシャトルを捕えなければならず、それに慣れるには練習と選手の気持ちが必要になってきます。

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技術と心、両方を鍛えて、弱点克服できるように頑張りましょう。


質問のある方はコメント、もしくはtanukich.ibad@gmail.comまでメールください。出来る限りで回答いたします。



次はジョコビッチ、もうひとつ頑張れ。




快挙です。錦織選手の全米ベスト4。そして次の相手は世界ランキング1位のジョコビッチ。バドミントンで言うなら、田児がリーチョンウェイに挑戦する感じでしょうか。応援しかできませんが、少しでも疲労を抜いて、出来る限りの錦織選手がみたいです。


その錦織選手のベスト8の試合をスポーツニュースでちらちらと見ていました。2度ほど見る事が出来たのが、ドロップショット。テニスでも前に落とす柔らかいボールの事を指すようです。

このドロップショットのフォームが不思議でしょうがなかったのです。簡単に言うと、ラケットだけを出してボールを当てているだけのような感じでした。テイクバックもほとんど無いように見えました。


皆様、ドロップでフェイントをかけようとするときどうしますか?スマッシュの体勢を作ってラケットを振りだし、そこから急に減速させてドロップを打ちませんか?



おそらく、ラケットの強い振りだしで相手選手にスイッチが入るのだと思います。スイッチが入ってしまえば、そこから変化を付けても追われてしまう可能性がある。この相手選手に入るスイッチが入る前に羽根を打ちだすことができれば、ノータッチのドロップショットが打てるかもしれません。追いだしても届かないドロップを打つには、フェイントをかけるのではなく、ノースイングで羽根を打ちだす、これがベストなのかも。

構えている状態から最短距離でラケットを移動させて、羽根を触り、コントロール。強く打つよりも遥かに難しいかもしれませんが、これができたら球種の幅は相当増えるのではないでしょうか。

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どのようなフォームで持っていくかもまだ未定ですが、ちょっと面白い技術になってくれる事を期待してます。

ジュニア選手、です。




Q
スマッシュのレシーブをする時に、ネットに当たる事が多いのですが、どうすればいいですか?

A
可能性を追っかけて行きます。

・振り遅れている
振り遅れているので、ラケット面が上を向く前にシャトルがフェイスに当たってしまっている。

・フォア構え
フォアで構えると、正面からバック側にスマッシュが来た時にとりにくい。振り遅れを誘発し、ラケットが上から出る事も多くなる。

・ラケットを上げている
指導方法に問題がある場合がある。「ラケットを上げろ」との指導を鵜呑みにしてしまい、どんな場面でもラケットを上げて構えてしまう癖がつく。スマッシュレシーブでラケットを上げていると、ラケットが上からでてしまい、下向きに振る事も増えてしまう。

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だいだいこんなとこですかねー。

ね?




1ゲーム中のサーブミスの目標は、「0」。
この目標に向かってサーブを練習している選手は果たしてどれだけいるのでしょう?

サーブが浮いてしまう、ショートしてしまう、高さが安定しない、こういった質問をよく受けますが、ほとんどの選手は

打ち方がおかしい。

そして

当て方がおかしい。


さらに問題なのは、

うまくいっていないのに何も変えようとしないのです。



今回サーブの打ち方や当て方についてはスルーしますが、もしサーブが安定しないと感じたなら、次にやらなければいけない事は、サーブの打ち方の見直しを必要とする場合が大半を占めるということです。

はっきり言って、そのままの打ち方でサーブを安定させようとする方が無理!変えていくしかないんです。
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このブログを見る事が出来ている人は、トッププレイヤーの動画を見ることなどたやすいはず。素晴らしい見本がそこらじゅうに転がっているのです。足の位置、シャトルの掴み方、テイクバック、インパクト、フォロースルー、選手によって打ち方は様々ですが、と言う事はそのサーブフォームを試したい放題だということ。自分にあったフォームが動画のどこかに転がっているはずです。

サーブは止まっている羽根を打つバドミントンでは唯一のショット。打ち方を変える事で大きな改善を得られるでしょう。苦手だと思っている人がいるなら、根本から考え直してみてはどうでしょうか。

昔は、ほぼ毎日プロ野球中継を地上波でやっていたもんなんですが。



チャンネル競争に負けていつも野球を見て、そのまま父の影響でアンチ巨人になったのはいい思い出と言えるのでしょうか。


野球のバッターを見てみましょう。


見ました?


フォームはいろいろなんですが、膝が曲がっていない選手、いないはずです。
DeNAの中村選手が若干棒立ち気味ですが、そこからステップする為の立ち方で、スイング時は踏み込んで膝が曲がり腰が入った状態になっています。


より強く、より遠くへ打球を飛ばす為に力を入れる為には、下半身から始動して捻転し、スイングに力を伝える。ピッチングだけでなく、バッティングも結局のところは一緒なわけですね。

そう考えていくと、ゴルフのスイング時も、突っ立っている選手はいませんね。下半身の力を伝える為の姿勢、なんとなくイメージ付けられるでしょうか。
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強く打つ為には身体をどう使ったらいいのか、その答えはバドミントン以外のスポーツにもたくさん埋まっている事でしょう。


投手起用法
MLB 中4日 100球交代
NPB 中6日 120球交代

チーム差はありますが、一応参考にしてください。




こんな話題でカテゴリはバド論。前から気になっていた、筋肉疲労回復の個人差についてです。

プロ野球のピッチャーには故障の話は切っても切れません。

日本でほとんど故障の話が無かった田中投手、ヤンキースに移って半年で故障してしまいました。
ほぼ同じ起用法をされている黒田投手は、故障とは皆無。
先発投手で100球交代といっても、この100球はなんとなくであって、厳密に何故100球なのかはわからないらしいのです。

中日の岩瀬投手。故障しやすいと言われているクローザーですが、まさに鉄腕を地でいっています。
同じ中日でも中継ぎの浅尾投手は、故障離脱後は怪我との戦いになってしまっています。
広島に移籍して大ブレイク中の一岡投手。オールスター前に故障。活躍するということは使われると言う事。やはり故障に近づくのでしょうか。


プロ野球のピッチャーと言えども、身体の疲労に関して言えばひとくくりにされてしまっているようです。故障しやすい身体、しにくい身体があると言う事は、投げ方もあるでしょうが、回復力に差があるはずです。この回復力を何かで計る事ができれば、理想的なトレーニングが行えて故障のリスクも減らせるはず、なんです。


ただ、プロ野球ですら大雑把なくくりをしているのに、果たして学の無い一個人のたぬ吉がどこまで調べられるのかどうか。その方法は、果たして存在するのかどうか。と気張ってもしょうがないので、考えられるものを上げてみます。
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・筋肉の温度
疲労、トレーニング後は筋肉が炎症を起こしている。それをアイシングで止める。トレーニング後の筋肉温度を測る方法があれば、その後の経過時間によって計り続ければ何かがわかるかもしれない。

・関節の可動域
関節の可動域を計る。筋肉の硬直具合に差が見られるなら、この方法で回復具合がわかるかもしれない。



思いつかん・・・・・・・。やっぱだめかもわからんね。
回復力はおそらく今まで個人任せ。同じメニューをこなす意味がどこまであるのか、自分でやっぱりよく考えていかなければならないんだろうなぁ、今のとこは。

誰か高校生ぐらいで自由研究でやってくれんかね。

今更かよ!



ヨネックスオープンジャパン 女子ダブルス決勝
松友高橋 2-0 前田垣岩

松友高橋の強さは、二つのパターンにある。
1ゲーム目は松友が前衛にいる時間が長かった。その結果圧倒。やはりこのペアはこの形が相当強い。
そして2ゲーム目。前半、松友が振りかえる事が増えてくる。この行動は1ゲーム目にはほとんどなかった。事実、点数をリードされてしまう。ここで松友のとったプレーは、自分が下がる事によりサイドバイサイドになる事。2ゲーム目は、このサイドバイサイドの時間が長かった。普通は得意なパターンを崩されるのは嫌なものだが、このペアのレシーブ力は素晴らしく、ミスを重ねたのは攻めきれなかった前田垣岩ペア。サイドバイサイドでのラリー力に勝る松友高橋に対して、前田垣岩は攻め急ぐあまりリスクを負うショットが増えてしまう。通常では決まるアタックもレシーブ力の前に振り回される。ここでのカバーリング不足はペアとして短いからだろうか。下がってフォローする場面も前衛の足が止まっていた。
最後、開き直って集中力が高まり、アタックが冴えた前田垣岩だが追い上げがあと一歩遅く、松友高橋に振りきられた。

松友は、後衛でのプレーが出来ない訳ではなく、高橋も前衛が苦手な訳ではない。だが、ベストの選択をした結果の前衛松友、後衛高橋であり、個人の応用力のあるプレーによりペアとしての強さを引き上げている。サイドバイサイドでもしっかり戦えるのは大きな強みとなり、結果としてさらに松友の前衛を生かすことができてきていると思う。
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前田垣岩は、もういつまでもペアとしての熟練度不足とは言ってられない。二人のアタック力はいいものがあるが、3本以上のアタック連続でのミスは、パートナーとの関係によるものが大きい。その場所に専念できれば、例えばクロスに振られた場合のフォローであるとか、そういった信頼関係の不足が、アタックでのミスに繋がっている。前田垣岩は、末綱、藤井というコントロールプレイヤー依存アタックの考え方を減らして、また別の攻め方を求めていく必要があるだろう。

やる気になれば、このペアの実力差、あっという間にひっくり返る可能性がある、とたぬ吉は考えている。

松友の前衛での判断スピードは相当早いんじゃないかと思うんです。



まだ片手間でしか見てません、YOJ女子ダブルス決勝。

松友高橋
1ゲーム目は典型的な「何もしない前衛の松友」。これが2ゲーム目の前半、おっかける立場になると、松友の目線が高橋の方にいく回数が増えます。ラリーが思ったようにすすめられてない時にこのようになるのかもしれませんね。
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前田垣岩
垣岩が変に弱気になる場面が多い。簡単なクロスカットをネットにひっかけるミス。打った瞬間「はいんねーわ」と思うと本当に入らない。もっと迷わずに良いショットに限定して勝負してもいいんじゃないだろうか。攻めて失敗はまだいいけど、逃げての失敗は観戦してても萎える。


ざっと見た感じの感想。もう少しおっかけて見てみます。

人との出会いは知識と新しい発想を生みだしてくれます。大切にせねば。



有名な指導者様からのありがたいお話を元に、実は少し路線を変更しつつ、かといってちょっと頑固な私は以前の考えも崩さずに行きたいと思っています。


親指支点 フォアのクロスショット、コースチェンジ
ラケットを人差し指を使いながら親指支点で回す。最大のメリットは回転軸が小さく、素早くラケットが回ってくれる事。これを利用するプレーは、フォアのクロスヘアピン、ストレートスマッシュのクロスリターン、ドライブのクロスストップ等、力を必要とせず、さらにラケット面変化のスピードを要するものに向いている。

人差し指支点 バックハンドのクロスショット、コートチェンジ
親指支点とほぼ同じプレーのバックハンド側。親指を使って人差し指を支点にラケットを回す為、少し難易度は高くなる。

小指支点 フォアアタックやハイバック
回内、回外は、こちらの方がイメージしやすい。腕のひねりを使ってラケットを振り込む為より強い力を生みだす事が出来る。デメリットは振りが大きくなり振り遅れが発生する事。プレーを選べば問題無い。スマッシュやクリア以外にも、ロブ、強いドライブ等で使用する。
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よく「インパクトの瞬間に握り込んで」と言いますが、握り込むショットは小指支点が近くなると思います。実際は、小指支点で面操作を親指人差し指で行ったりと、力と操作のバランスを指のそれぞれの感覚で振り分けていく事になります。

イメージを持ってシャトルを打ちだす事で、より細かな操作が可能となるでしょう。

バドミントンは空間を削るのではなく、時間を削るスポーツ。




時間を削ろう。

自分の時間を増やし、相手の時間を削る。これを最優先項目と考えるとしたら、


【自分の時間を増やす】
シャトルを打つまでの時間を増やす
・フットワークスピードを上げる
・シャトルまでの到達スピードを上げる
・ラケットワークを上げる(最短でスイングする)

【相手の時間を削る】
相手に打ち返す時間を作らせない
・遠い場所に打ち返す
・最短時間でコートに落ちるように羽根を打つ
・相手のシャトル到達を遅らせる(ディセプション、フェイント)
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自分の時間を増やすのは基本だが、自分の時間を削ってでも相手の時間を削り取るのが、ディセプションになる。自分の時間を上手に使い、相手の時間を削りきった時に、ポイントが入る。時間の使い方も大切だが、それよりも今自分がどの状態にいるのか、時間がある状態なのか少ない状態なのか、それを把握しながらプレーするといいだろう。



持論。




グリップについては何度か書いてきましたが、ちょっと新たな感覚を得たのでまとめてみました。

「グリップはちょっと細い方がいい」

勝手な感覚ではありますが、丁度いい太さだな、と思っていると、ふとした場面で丁度いいと面が作れない事があります。ラリーのテンポは急に変わる為、それに対応する為にはグリップの太さは重要。前にも書いたように細すぎては力が入りません。でも、丁度いい太さだと間に合わない瞬間がでてきてしまうのです。

握ってみて、「ちょっと細いかな?」ぐらいが、特にダブルスでは力を発揮するかもしれませんね。
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ちなみに調整方法ですが、

・元グリップを外してアンダーラップ
この方法だと少しグリップが柔らかくなってしまう場合が。個人的には薄めのレザーグリップを巻く方がいいのではないかと思ってます。

私の場合はG5のグリップサイズで、ウェットグリップを薄く合わせる感じで巻くと適当に仕上がります。手の大きさは人それぞれなので、いろいろ試してみましょう。

テイクバック→インパクト→フォロースルー




テイクバック=3 フォロースルー=3
テイクバック=1 フォロースルー=1

この意味わかりますか?

テイクバックを大きく取ると、インパクト後のフォロースルーも大きくなります。
テイクバックが小さいドライブ系は、フォロースルーも小さくなります。

これを技術や腕力で、

テイクバック=3 フォロースルー>3

にできると、大きい力を使いつつ小さいフォロースルーで次への準備を早くすることができます。目指すところはそういうスイングになります。
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たまに、

テイクバック=2 フォロースルー>2

となる場合がありますが、これはラケットを動かす事ができていない証拠。肩の力でラケットを振りシャトルを飛ばそうとしてしまっています。ラケットヘッドのスピードを上げたいのであれば、フォロースルーではなくテイクバックを大きくするのが簡単な考え方。フォロースルーを大きくしてもラケットヘッドのスピードは上がりません。

より効率的なスイング、そしてラケットヘッドの加速とインパクト、これを生かす為にテイクバックとフォロースルーに注意してみましょう。

ショット名に「?」がついているのは、多分名称が付いていないと思われるショットです。スマッシュの変化、ドロップの変化、もしくは打ち分けといった感じで。





ドロップ?
スイングスピード最も遅い。できるだけネットに近い位置に落下するようにネット上部に山を作るように打つ。

ドロップ
スイングスピード遅い。ショートサービスライン前後に少し流すように打つので、シャトル軌道の最も高い位置は打点になる。

ハーフスマッシュ?
スイングスピード普通。コート真ん中よりも手前に落とす。スイングスピードで判断するよりも手前に落ちるように打点をずらしてわざと打ち損じを作る、もしくはスナップを使わずに失速させる。目標はレシーバーの足が出ないスピードで、ラケットが届かない位置に落としてノータッチを取る。

ハーフスマッシュ
スイングスピード少し速い。球足は多少長くてもいいが、コースと角度を優先させる。相手に膝付近で触らせる事と、アタッカーは取られる事を前提に動き出しに注意する。

スマッシュ?
スイングスピード速い。スピードはあえて失速させて、スイングスピードとシャトルスピードの差で錯覚を起こさせる。打ち損じでエースを取りたいが、甘いレシーブを上げさせれば成功とだろう。

スマッシュ
スイングスピード速い。全力で打ちこみ、スピードでエース、打ち損じを狙う。

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ざっとスイングスピードと球速で分けてみました。これに角度やコースも加わるので、角度付きのフラットショットだけでもそれこそ相当のバリエーションが生まれるでしょう。



選手によってアドバイスは変わると思いますよ、念の為。




ジャンプショット。後方へのフットワーク以外にもサイドショットや、ネット前のプッシュなんかでも、両足が宙に浮く事が多くあります。それがバドミントン。

このジャンプショットで最も意識するのは、ジャンプする瞬間でも無く、インパクトでも無く、着地を最優先させなければならない、のかもしれないというお話です。


ジャンプ前の踏切り、そしてインパクトはその都度変わりますが、着地後というのは基本的にセンターへ戻ろうとしなければなりません。つまり、バドミントンでのジャンプショットの考え方はどの位置で打つにしても全て同じ。着地後いかにしてセンターを取るかという部分にあります。頭のどこかにそれをイメージして跳ばなければ、センターに戻ることができません。

まずこれが一つ。
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そしてもう一つに、インパクトの安定があります。着地をイメージしてジャンプすることにより空中姿勢が安定します。そうすればインパクトが安定し、最終的に着地が安定していきます。

つまり、選手によって考え方は違いますが、どこか一つを安定させようとすればジャンプショットの全てが安定してくる可能性があるのです。その中のわかりやすい言葉の一つとして「着地最優先」となります。いろんな選手に試してきてみましたが、インパクトや踏切りよりも、着地を安定させるようなアドバイスが浸透しやすいように思います。

選手によって違いは多少でますが、「着地最優先」、ちょっとだけ覚えておくといいかもしれません。

調べてみるとなんとも言えない結果に。




バドミントンで言うコンチネンタルグリップは、イースタングリップとウエスタングリップの中間と認識していましたが、テニスで言うコンチネンタルグリップは、バドミントンのイースタングリップ。何を言っているかわからないと思いますが、

無料Webレッスン講座 はじめてのテニス

テニスではこのようになっているようです。

何故バドミントンでは違うのでしょうか?もしくは私の思い違いで、実はバドミントンも上記リンク先と同じ?
詳しい方、コメント願います。


私の認識通りの、イースタンとウエスタンの中間がコンチネンタルだと仮定して、それで握って振りきってみました。



スピード、上がりますね。

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単純にスマッシュスピードが上がり、なんというか腕力がそのままシャトルに伝えやすいような、そんな感じです。

第一のメリットであるはずのフォアとバックの握り替え不要ですが、私のバックはイースタンで握り替え不要になるようなバックハンドなので、こちらは逆に打ちにくく感じてしまいました。やっぱり今までの経験が染みついている分どうにもなりませんね。

後衛でオープンでアタック出来る時には、ちょっと意識的にコンチネンタルで握り替えてもいいかな、とも思いつつ、早い展開で使うには慣れが必要なので実装は私には難しいかもしれません。

このグリップ変更で怖いと感じたのは、指導者の影響をもろに受けやすいというところでしょうか。私自身コンチネンタルグリップでバックハンドは打ちにくいと感じていますが、教科書にはフォアとバックの握り替え不要なのがコンチネンタルグリップとなっています。いかに柔軟に選手にグリップを考えさせる事ができるか、それが指導者の役目なんだと思います。

グリップについてはもう少し試してみたいと思います。もっとベストなグリップが見つかるといいのですが。

第67回 全日本総合選手権大会
男子ダブルス決勝 早川遠藤 VS 平田橋本


数えたのはサーブ回り。必死に数えてたら、試合よりもつかれたですわ。

まず

サーブ本数

平田 
1game 11 2game 8
橋本
1game 11 2game 7
早川
1game 13 2game 12
遠藤
1game 10 2game 9

サーブ本数が多いという事は連続得点が多い事になる。早川のサーブからの連続得点が2ゲームとも安定して多い。サーブから安定してラリーを有利に進めていると考えられる。

だが、もうひとつ興味深いデータが。


サーブミス本数

平田 1
橋本 1
早川 3
遠藤 0

なんと、その早川のサーブミスが一番多い。しかも1試合で3本のミスは多い方ではなかろうか。逆に考えれば、それだけサーブで勝負をしていると言えるかもしれない。ギリギリのサーブを出せば当然ミスは増える。この3本のミスと引き換えに、連続得点を生みだしているのかもしれない。

そしてついでのデータ。

ロングサーブ本数
平田 2
他 0

平田のみが試みたロングサーブ。そのラリーは、1本成功1本失敗。五割の確率で点数が取れているなら、もう少し本数を増やしてみるどうなるのだろう?この本数ではわからないが、もしかしたら面白い結果がついてくるかも?

そして最後。このデータを取る為に数えたようなものなんです。

3本目タッチ数

S平田→R早川
1game 1/4 ○
2game 4/5 ××××

S平田→R遠藤
1game 2/7 ××
2game 1/2 ○

S橋本→R早川
1game 4/7 ××○×
2game 0/3

S橋本→R遠藤
1game 0/4
2game 2/4 ×○

S早川→R平田
1game 2/5 ○○
2game 7/7 ○○×○×××

S早川→R橋本
1game 8/8 ××○○×○×○
2game 1/5 ○

S遠藤→R平田
1game 2/6 ×○
2game 2/4 ○×

S遠藤→R橋本
1game 3/4 ○×○
2game 4/5 ××××

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見方は、
サーバーが3本目(サーブレシーブリターン)を触った本数/サーバーがショートサーブを打った本数
横の○は、触ったプレーで得点した場合、×は失点した場合です。ラリーが続いてもカウントしてしまってます。

これは技術もありますが、レシーバーの戦略も絡んでくるので、あくまで推測になります。

平田、橋本、遠藤がサーブの時は、もっとサーバーに触らせるようなシャトルを返球した方が、得点確率が高いことになります。逆に、3球目を後衛に触らせる事で優位に立ちやすいショットを打ちこんでいる可能性もあり、球足の長いサーブを出していくことが得点に繋がる可能性を示しています。

サーブの機会が多かった早川も、ここではデータが抜きんでていて、この4人の中で唯一、サーバーが3球目を触った状態で10勝8敗と勝ち越しています。逆に言えば、このプレーができるから連続ポイントが増え、サーブ本数も増えたと言えるかもしれません。

もし、平田橋本が「早川のサーブは早川にリターンする」という戦略を立てていなかったとしたら、早川のサーブの軌道が早川のタッチしやすいリターンがくるようなサーブを出している事になり、そうだとしたら早川のサーブは他の3人と違う可能性がでてきます。そしてそれを得点に結び付けている事になります。ここで言えるのは、平田橋本の戦略ミスか、早川のサーブ優位性か、です。

逆も考えられます。
良い形でサーバーに羽根を触らせているのは早川、遠藤、橋本。
平田は、サーバー優位な形でサーバーに羽根を触らせてしまっている事がおおいのかもしれません。


あくまで、思いつきのデータを切り取ってみただけの解析なので、力関係の物差しにはならないとは思いますが、どうしたらサーブ回りのラリーを点数に結び付けられるのか、考えるときの参考になればと思います。

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